結婚して子供もできて、そろそろ家でも買うか・・・
よく賃貸派と持ち家派でどちらがよいかの議論があります。
もちろん、それぞれメリットデメリットがあります。
将来自分のものにならないからという理由で家を買うのは
思考停止状態の短絡的な残念な人が行うことですので
くれぐれもご注意ください。
持ち家派の人はちょっと注意が必要です。
普段、ネットでかしこく買い物をしている人も
住宅となると思考停止状態で盲目的に
ハンコを押しちゃう人もいます。
ちゃんと勉強して、家を選びましょう。
家を選ぶというのは買う選択だけでなく
家を借りる選択肢もあるという意味です。
目次
家は資産である
多くの場合、「家は資産である」は盲目的な残念な人が言う言葉です。
もちろん、家を現金買いしたりローンを完済していれば資産と言えます。
しかし、家を買ったばかりで、住宅ローンの残債タップリの人が
「家は資産だから・・・」と言うのはただのアホです。
いやいや、それただの負債ですから
残念ながら、住宅ローンで買った家は負債です。
その意味と重さを十分理解しないと住宅ローンは語れません。
住宅ローンの残債タップリの人が「家は資産だから・・・」
というのは、実はある意味正解でもあります。
それは、住宅ローンの家は(銀行の)資産だからです。
要は住宅ローンで買った家は負債です。
ただ、銀行にとっては資産なんですよ。
バランスシート(貸借対照表)がわかっている人にとっては
あたり前なこのとですけど。
ところで、負債とは毎月お金が出て行ってしまうことです。
でも、うまく不動産を買うと毎月利益をだすことも可能です。
銀行で借り入れして、ローンを返済しつつ家賃収入で利益を出す。
これが不動産で出来てしまいます。
要は、ちゃんと資産を買え!という話です。
お金の勉強をしよう
バランスシートとか貸借対照表の意味もわからない人。
ハッキリ言いますが注意が必要です。
もっとお金の勉強をしましょう。
おすすめは「金持ち父さん貧乏父さん」です。
住宅ローンで家を買うのは少なくとも
この本をよんでからがいいですね。
賃貸派が理解できない持ち家派
先ほどの、家が資産であるかどうかの話の続きですが、
仮に資産であったとしても、極めて換金性が低い
そして流動性が低い資産です。
そもそも、家に住んでいる状態では売れません。
半分だけ売ることもできません。
売るとしても売れるまでに時間がかかり
経済情勢次第で価格も決まります。
急いで売る場合は、買いたたかれます。
そう言う意味で持ち家に固執するのは、マゾですね。
持ち家派が決定的に忘れていることは
賃貸派が
「家に住む時間」を買っている
という事実です。
人はいつか死ぬんですよ。
何十年か住めればいいんです。
あなたが住宅ローン完済することで
やっと手に出来るものはボロボロの家と土地です。
当然ですが修繕が必要です。
地方であれば建物の解体費がかさむため
手のこりはわずかです。
一方、賃貸派。
そこには、固定資産税を払うこともなく
常に好きなところに住むことが出来る
大きなメリットがあります。
離婚で路頭に迷うこともなく
リストラにあってもどうにかなります。
まあ、正直なところ、
どんどん住宅ローンでこけて、
たくさん競売になってもらった方が
我々ハイエナ大家にとっては美味しいんですけど。
まとめ
住宅ローンで家を買って、「オレは資産をもっている」
そう思っているひとはくれぐれもご注意ください。それはただの負債です。