【必見】住宅ローンが払えなくなったときの対処法

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ある日突然、状況が変わって住宅ローンが払えなくなっってしまった。考えたくはないかもしれませんが、そんなときにどのようにすればいいのか、順を追って説明します。

また、この記事をいちばん読んだほうがよい人は、むしろ、これから家を建てる予定があって住宅ローンを組む予定の人です。人ごとだとは思わずに参考にしてみて下さい。

いま現在進行形で住宅ローンが払えなくなってしまった人も、あわててもしかたありません。一度深呼吸でもして、この記事の続きをお読み下さい。

あわてずに行動すればより良い結果をもたらします。

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目次

住宅ローンが払えない理由

家の働き手がリストラにあったり、病気や事故、さまざまな理由で住宅ローンが払えなくなることがあります。離婚が住宅ローンが払えなく理由になることもあります。

住宅ローンを組むときにはあまり意識していないかも知れませんが、あたりまえですが収入が無くなれば住宅ローンが払えません。

これから住宅ローンを組む予定の人も下記の事項は十分注意したほうがいいですよ。

住宅ローンのボーナス返済の利用

意外とありがちですがボーナス返済は多くの人が利用しているかも知れません。しかし、ボーナスを当てにした返済はできるだけ避けるべきです。

理由は、あなたがどんな立派な会社に勤めていても、住宅ローンを組む何十年もの間、ボーナスが支払われているとは限りません。景気が悪くなってボーナスが無くなったなんて事例はいくらでもあります。

子供の学費などがかかったりタイミングが重なって、ボーナスが出なくなっただけでアウトということにならないようご注意ください。

返済は毎月の給料のなかで返済できる範囲がベストです。そして、それ以上は過剰なローンです。住宅メーカーは住宅購入者の収入に対して、最大値の見積りでローンを組ませます。商売ですから。

ボーナス返済をあてにしなければならないのは、その住宅ローンに無理があるからです。ボーナス返済は「住宅メーカーのカモ」そう覚えておきましょう。

そもそも借入額が大きすぎる

よく「銀行が貸すぐらいだから大丈夫」などという人もありますが、それは大ウソです。なぜなら

住宅ローンの審査は激甘

だからです。多少無理があっても通ってしまいます。銀行の担当者も目先の成績にしか興味はありません。

将来、あなたの住宅ローンが破綻してもどうでもいいのです。この点はくれぐれもご注意ください。

妻の収入をあてにする

このパターンは本当に危険なので絶対にやめましょう。住宅メーカーの営業は「みんなやってるし大丈夫」などと言うでしょう。ハッキリ言って、こんなセリフでハンコを付いちゃうようだから破綻するんですよ。

今はいいかもしれませんが、

離婚したら即破綻

ですよ。

また、2馬力で働いていると、リストラに遭う確率も2倍だし病気になる確率も2倍です。事故に遭う確率も。

返済期間が長すぎ!

毎月の返済を小さくするため、長期で住宅ローンを組むのはNGです。

退職後は基本、年金以外の収入がないと考えるべきです。今の時代70代も元気だと考えて長期で住宅ローンを組んで、いわゆる老後破綻する人が少なくありません。

返済は定年までがベストです。

住宅メーカーおかかえのFP(ファイナンシャルプランナー)には要注意!!

私の知り合いもやられている人がいます。ここでハッキリと言いますので、住宅ローンをこれから組む予定があるひとは、今日はここだけでも覚えて帰って下さい!

住宅メーカーおかかえのFPは、あなの住宅ローン額を最大化するために存在します。

住宅メーカーのFPは、住宅メーカーの社員です。社員ですから会社が儲からなくてはなりません。売り上げのためには、たくさん住宅のオプションを付けてもらわなければなりません。

そのために、FPは住宅購入者が限りある収入の中からギリギリ払える住宅ローンの返済額を算出します。

そして、めい一杯の住宅ローンを住宅購入者にすすめてきます。こんな感じで↓。

FP「わたしはFP。お金のプロです。お金のプロが大丈夫といっているのだから大丈夫です。みなさんこれぐらいの金額は普通ですから。」

こうして、多くの人がもうこれ以上住宅にお金を払えないくらい、オプションてんこ盛りの最大値化した金額の住宅ローンを組んでしまいます。

前にも話しましたが、銀行の住宅ローン融資はユルユルなので、こんなケースでも普通に審査が通ってしまいます。

お金の勉強をしていない人は、この時点でOUTですね。「家」のために一生を終えるでしょう。多くの場合、幸いなことに本人は気付いてないのが救いです。でも気付いたときにはもうダメでしょうね。

返済が難しくなってきたら

住宅ローンの返済が難しくなったらどうすべきかを解説します。この章は、まだ半年くらいは払えそうだ、という人向けの話です。(すでに払えない人は下の章へ)

あと半年から数ヶ月くらいで住宅ローンが払えなくなる。そんなときの対処法です。決して誤った行動はしないで下さい。

カードローンや消費者金融系からの借入は絶対にNGです

こんなときこそ、冷静になって長続きしないことはやめましょう。カードローンで破綻は加速しますので絶対にやめましょう。

資産や預貯金額を確認する

住宅ローンが払えないと言うことはかなりの危機ですので、いまのあなたの資産の金額を出してください。

当然、保険類は解約ですし、学資保険も解約ですね。この段階で住宅ローンの返済はなんとか続けられると思いますので、返済はキッチリ行うことが重要です。

しかし、本当にカツカツになることのないようにご注意ください。家を手放すにしても引っ越し代も出ないようでは話になりませんので、その前段階で次の行動に移ってください。

銀行に相談しよう

銀行だって住宅ローンの破綻を望んでいるわけではありません。

いまの現状を速やかに銀行の担当者へ相談してください。条件変更の相談にのってくれる場合もあります。とにかく速やかに相談してください。

ここで注意したほうがいいのが、銀行に相談したら信用にキズが付くとか、支払えなくなってから相談しようと考えることです。払えなくなってからの相談では遅すぎます。

そして、相談する前にしなければならないのは、あたり前ですが、家はあきらめましょう。

当然ですよね。

ローンの支払いができないのですから、家はあきらめましょう。でも、家をあきらめても、人生はあきらめる必要はありません。人生は何度でもやり直しができます。また買えばいいのです。

支払が滞ったらどうなるか

住宅ローンの場合、基本3ヵ月滞ったら、銀行から一括返済を求められます。多くの場合、ローンの契約上そうなっているからです。

支払ができなくなっている状態ですから、一括返済など絶対に無理でしょう。そうなるとほどなく、裁判所からおしらせが来ます。

競売

です。

競売となったら完全にOUTです。強制的に出て行かなくてはなりません。

そうならないようにするための行動が必要です。

最終的にやるべきこと

住宅ローンが払えなくなって、銀行にも相談した。または、競売になってしまった。そうなったときにやるべきこと。

それは、負債を最小にすることです。そう、家を買ってもらいさらに残債があればその負債を最小にしてもらう必要があります。家を手放して、その後の負担を最大限軽くしなければなりません。

そのためにも何度もいいますが、負債を最小にする必要があります。

家を売って残債をなくす方法

時間があればまだいいのですが、住宅ローンが払えなくなっている場合は、時間的には非常に厳しい場合が多いです。

ゆっくり家を売りに出して、高く買ってくれる人をじっと待つ余裕はもはやありません。

しかし、家を売って残債を少なくするためには、通常の不動産業者では対応しきれない場合が多いです。要は、通常の不動産業者では早く買い主を見つけ決済も素早く行うのは難しいケースが多いです。

家を安く買いたたかれたり、時間的に間に合わず競売になってしまうこともあります。業者選びは極めて慎重に行わなければなりません。

慣れてない業者を選んでしまうと破滅します

本当にこれだけは注意してください。

いずれにしても、できるだけ早くプロに相談することが重要です。この業者のように債権者との間に入って交渉してくれたり、弁護士を紹介してくれるなど親身になって相談に応じてくれるところもあります。

競売になる前の物件の売却は通常、任意売却と呼ばれます。時間的にも素早く対応してくれて、適正な値段で買い取ってくれるのが任売業者です。

通常の不動産業者では十分な対応ができないことが多いので、本当のプロがいるところを選ばないと後悔する結果になるかも知れません。家を売却して残りの債権を免除とすることができることもあります。素直にプロに任せた方がよい結果をもたらします。

今日のなるほど
住宅ローンが払えなくなったら、冷静に行動することをおすすめします。銀行に相談するのと同時にここに相談することをおすすめします。あと、そもそも住宅ローンを組むときは住宅メーカーのいいなりにならずに十分に安全なローンを組むことがとても重要です。ぜひ、参考にしてみてください。
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